7月11日、コンサルタントの方を対象とした「コンサルタントのためのClaude Code活用講座」の第2回に、講師として登壇しました。
前回に続くハンズオン形式で、今回のテーマは「自分専用の秘書を作る」です。10名の皆さまにご参加いただきました。
第1回は「AIに実際の仕事を1つ動かしてもらう」ところがゴールでした。今回はもう一歩進んで、自分の仕事のやり方を覚えていて、毎回説明しなくても動いてくれる相棒を、その場で組み上げていただきました。
開催概要
- 開催日:2026年7月11日(土)14:00〜17:00
- 形式:対面・ハンズオン
- 対象:コンサルタントの方
- 参加者:10名
- テーマ:自分専用の秘書を作る
「秘書」と呼べる状態にするために
AIに毎回ゼロから説明するのは、新しいアルバイトの方に毎朝一から仕事を教え直すようなものです。それでは、いつまでたっても楽になりません。
そこで作っていただいたのが、自分の業務ルールを書いたファイルです。どんな情報は扱ってよくてどれは扱わないか、文書の書き方の好み、数字を扱うときの約束事——こうしたことをAIとの対話で引き出し、1枚のファイルにまとめます。
これを渡しておくと、次からは何も言わなくてもそのやり方に沿って動いてくれます。
持ち帰っていただいた「秘書フォルダ」の中身
- 業務ルールをまとめたファイル(AIに渡す自分専用のマニュアル)
- メモ置き場(思いついたことを放り込んでおく場所)
- ToDoリスト(AIが読み書きできる形式)
- 調べ物フォルダ(企業リサーチなどの結果をためていく場所)
当日のカリキュラム
STEP 1-2 Claudeの裏側で起きていること
第1回でいただいた「用語が難しい」というお声を受けて、今回新しく設けたパートです。スキル・エージェント・MCPといったカタカナ用語を、カード形式で一つずつ整理しました。仕組みが分かると、任せられる仕事の見当がつくようになります。
STEP 3 初期設定と安全設定
設定画面を一項目ずつ一緒に確認。情報の取り扱いや外部通信に関わる設定を整え、実行前に必ず確認が入る状態にしました。
STEP 4 画面の見方と、指示の出し方のコツ
どこに何が表示されているのかを確認したうえで、思いどおりに動いてもらうための頼み方のコツもお伝えしました。
STEP 5-6 仕事用フォルダの用意と、危ない操作の禁止
AIに触らせる範囲を限定した作業用フォルダを作り、ファイル削除など取り返しのつかない操作は設定ファイルであらかじめ実行不可にしました。
STEP 7 業務ルールを対話で引き出す
AIからの質問に答えていくだけで、自分の仕事の進め方がファイルにまとまっていきます。「自分の常識」を言葉にする時間でもあります。
STEP 8 自分専用の秘書を組み上げる
研修の後半80分は、秘書づくりにあてました。講師のお手本をご覧いただいたあと、各自で作成・動作テスト。うまくいかないところは巡回してその場で解消し、最後は「調べ物担当」の役割も追加していただきました。
研修を終えて
参加者の皆さまからは「次は中級編を受けたい」というお声を多くいただきました。作った秘書をさらに育てていく続編を準備しています。
あわせて、初級編でも「安全に使う」パートをもっと厚くしたほうがよい、という手応えも得られました。実際に手を動かしていただくからこそ見えてくることを、次の研修に反映していきます。
まちのAIサポーターでは、個別レクチャー・研修・企業へのAI導入支援を行っています。
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