6月30日、コンサルタントの方を対象とした「コンサルタントのためのClaude Code活用講座」第1回に、講師として登壇しました。
参加者の皆さま11名にはご自身のパソコンを持ち込んでいただき、説明を聞くだけでなく、その場で実際に動かしていただく形式で進めました。事前アンケートでは、大半の方が「Claude Codeは初めて」というご回答でした。

研修の様子(講師:瀬川将明)
開催概要
- 開催日:2026年6月30日(火)13:30〜17:00
- 形式:会場+オンライン(Zoom)同時開催・ハンズオン
- 対象:コンサルタントの方(Claude Codeは初めての方が中心)
- 参加者:11名
- 時間:170分(うち約8割が実習)
安全に使える状態を、先に作る
この研修でいちばん時間をかけたのは、実は安全設定です。
コンサルタントの皆さまは、お客様の大切な情報を扱われます。だからこそ「まず動かしてみましょう」ではなく、情報が外に出ない状態・危ない操作ができない状態を先に作ってから実務に入る、という順番にしました。
具体的には、設定画面を上から順に一緒に確認しながら、外部への通信やデータの取り扱いに関わる項目をオフにしていきます。さらに、ファイルの削除など取り返しのつかない操作は、そもそも実行できないように設定ファイルで禁止してしまいます。
「気をつけて使う」ではなく「間違えられない仕組みにする」という考え方です。
当日のカリキュラム
STEP 1-2 チャット型AIとエージェント型AIは何が違うのか
ChatGPTのような「会話するAI」と、Claude Codeのような「手を動かすAI」の違いを、身近なたとえで整理しました。ここが分かると、どんな仕事を任せられるかの見当がつくようになります。
STEP 3 初期設定と安全設定
設定画面を一項目ずつ一緒に確認。情報の取り扱いや外部通信に関わる設定を整え、実行前に必ず確認が入る状態にしました。
STEP 4-5 画面の見方と、仕事用フォルダの用意
どこに何が表示されているのかを一つずつ確認し、AIに触らせる範囲を限定した作業用フォルダを作成しました。
STEP 6 危ない操作を、仕組みごと禁止する
ファイル削除など取り返しのつかない操作を、設定ファイルであらかじめ実行不可にしました。
STEP 7 AIに渡す「自分の業務マニュアル」を作る
機密情報の扱い方、文書の書き方の好み、数字を扱うときの約束事などをAIとの対話で引き出し、業務ルールをまとめたファイルを作成しました。これを渡しておくと、毎回説明しなくても自分のやり方に沿って動いてくれるようになります。
STEP 8 実務を1つ動かす
研修の後半は、整えた環境の中で実際の仕事を動かす時間にあてました。会社名と知りたいことを伝えると、調べた内容が1枚のレポートにまとまる——そんな作業を、ご自身の手で動かしていただきました。
持ち帰っていただいたもの
当日お使いいただいたプロンプト(AIへの指示文)は、そのままコピーして使える形でお配りしました。
研修が終わってからご自身の業務で再現できるよう、手順書と指示文のセットを手元に残していただくことを大切にしています。
研修後のアンケートでは、ご回答いただいた方全員から「満足」以上のご評価をいただきました。あわせて「もっとボリュームがあってよい」「次のステップの講座も受けたい」というお声も多く、第2回「自分専用のAI秘書を作る」研修の開催につながりました。
まちのAIサポーターでは、個別レクチャー・研修・企業へのAI導入支援を行っています。
士業の集まり、商工会・同友会、社内研修など、グループでの実施もご相談いただけます。参加される方のレベルに合わせて内容を組み立てますので、まずはお気軽にお問い合わせください。